江東区合気会にはたくさんの会員の方がいて、合気道歴や、始めたきっかけは人それぞれです。

こちらのコーナーは「合気道歴は?」「始めたきっかけは?」「合気道の魅力とは」など、ある意味定番の質問、でも実はあまり聞く機会のない質問を江東区合気会の会員の方に答えてもらおうという企画です。

これから合気道を始めようと思って、こちらのサイトにいらっしゃる方にも参考になればいいな、と思います。


Y・Kさん(男性)

子煩悩、そして当会の良識のかたまり(言いすぎ!?)なステキなパパさん合気道家です。
日ごろこっそり先輩にボロボロに投げられながら、良き先輩として後輩にバンバン投げられています(笑) 現在2段。

合気道歴は何年になりますか?

 転職をきっかけに自分の時間をある程度持てるようになり、なんとなく興味のあった合気道を始めるべく一番近場の合気会であるというだけの理由で江東区合気会の門を叩いて、はや7年あまりになります。

 当時幼稚園年長だった長男と一緒に通い始めました。

 まさかこんな素晴らしい師範や先輩方がいる会だとは、当時は知る由もありませんでした。

合気道を始めたきっかけは?

 かつて剣道を長くやっていましたが社会人になり忙しさの為に続けることもできませんでした。そんな中、なんとなくコンタクト系の武道に興味を持っていました。

 中でも、武道の持つ精神性には剣道時代から魅かれており、改めて習い始める合気道にはどこか神秘的ともいえる魅力を感じて合気会を訪ねました。

江東区合気会での思い出

 みんなに「ヘタクソ!」と言われながらいろんな人のいろんな指導を受けて稽古したこと、初めて飛び受け身ができたこと(四方投げでした)、武道館の全日本演武大会で東京都代表指導者の受け身を取ったことなど、いい思い出はたくさんありすぎてキリがありません。

 しかし、そんな中でも自分の中で一番大きな励みになっている思い出は、まだ1級の白帯のころに師範の稽古で見取りの受け身に呼ばれたことです。

 今でもそうですが、見取りの受け身に呼ばれることは自分自身にとって一番大きな励みでもあり、もっと頑張ろうというモチベーションの源です。

合気道の魅力とは?

 子供から大人、女性男性がともに稽古を共有でき、それぞれの目標や理想を達成することができるのが合気道の一番の魅力だと思います。

 健康の為、日本の伝統に触れる為、武道を極める為、目標は人それぞれですが何だってかまいません。勝ち負けを排除することでお互いの理解をとことんまで深めることができるのがほかの武道や格闘技と異なる大きな魅力です。

 ともすると人によっては形骸化するリスクもありますが、自分にとっては、純粋に実戦において最強の格闘技と成り得る道だと信じてもいます。

合気道を始めようと思っている方にひとこと

 今自分は、7年あまり前に一緒に始めた中2の長男、そして小学校1年生から始めた小3の次男と一緒に稽古を続けています。

 習熟度や年齢によって合気道の魅力や価値は異なって当然で、人から価値観を押し付けられる必要は全くありません。自分なりになんとなく合気道に興味を持った気持ちを一番大切に、頑張ってしばらく継続してみたらいかがでしょうか。

 江東区合気会の一番の魅力は、対外的に見ても相当レベルの高い指導者や先輩方がそろっているにも関わらず、「自分が正しい」という人は一人もいないことです。

 偉大な師範と非常に近い存在でいられるという先輩方が築き上げた歴史と、お祭りや飲み会に異常なまでに盛り上がってしまう純粋で人生を楽しむ人達の集まる空気をぜひ一緒に味わって楽しんで欲しいと思います。

 毎年5月、日本中からたくさんの人たちが集まる日本武道館で、江東区合気会の帯を締めていることを心から誇りに思っています。

Y・Kさん、ありがとうございます。
「最後にひとこと」に、当会の魅力がぐっと詰まっていますね!
そんな魅力を十分味わい(家族で丸ごと!!)、立派な先輩としてみんなから映っているのではと思います。
これからも目標に向けて一緒に稽古に取り組んで参りましょう(*^_^*)